【ドラクエVR攻略】初見でゾーマを倒すコツ。クリアの鍵はあの職業が握る!
先日、人生初のVR「ドラクエVR」を体験してきた。初見でゾーマを倒せたので、ゾーマ攻略のコツをお話したい。
ドラクエVRをクリアできるかどうかは、あの一見地味な職業が握っていた。どんな初心者でも、そこが完ぺきならクリアの確率は大幅アップだ。
ドラクエVRは「僧侶ゲー」
ドラクエVRの鍵を握る職業、それは僧侶だ。ゾーマ討伐は、僧侶のプレイに全てがかかっていると言っていい。
僧侶は「回復&蘇生」が仕事。僧侶が上手く回復できなかったり、最悪死んでしまうとPTが一気に崩壊してしまう。
ドラクエVRではHPが「2」しかない
ドラクエVRでは、HPが「2」しかない。1回でも攻撃を食らえば瀕死になり、もう1回攻撃されたら死んでしまう。スライム1匹の攻撃でもすさまじい脅威なのだ。
だからこそ回復役は常に仲間の様子を見守り、ピンチになったら即行で回復してあげなきゃならない。さらに仲間が死んだときは、回復から蘇生に切り替えるという臨機応変さも求められる。
さらには自分も死なないように敵の攻撃を避けたり、瀕死になったら速やかに回復するという対応力も大事。まさにPT内の司令塔と言える。
仲間が瀕死のときは、原作のドラクエと同じく名前の表示が赤くなる。赤い表示の仲間がいないか、常に見張っていこう。
僧侶は経験者(知識のある人)に任せよう
だが知識なしでドラクエVRに行くと、そういうことを知らずに全滅となることが多い。僧侶を担当するプレイヤーはドラクエVR経験者か、前もって情報を仕込んできた人に任せよう。
僧侶は人気がないので、立候補すればなれる可能性も高い。ドラクエVRのクリアを目指すなら、自ら僧侶を希望するのもいい手だ。
幸いにして私は家族と2人で参加し、「私→戦士・家族→僧侶」を取れた。全員生存でクリアできたのは、僧侶である家族のファインプレーのおかげだと思っている。
以下、プレイしてみて実感した「各職業のコツ」を紹介する↓
僧侶のコツ
・僧侶の仕事…仲間の回復と蘇生。ピンチの仲間がいないか常にチェック。呪文の発動までには3秒ほどの溜めがあるので注意。
・使える呪文
ザオリク…仲間を生き返らせる。自分は蘇生できないので絶対に死ねない。
ホイミ…仲間を回復させる。自分もこれで回復できる。
バギ…敵への攻撃。やりすぎると回復がおろそかになってしまう。
自分の回復を最優先しよう
僧侶は、自分の回復を最優先する。もし瀕死になったら戦士の後ろへ避難して、ホイミしよう。
回復の優先度は、
・僧侶>>>>戦士>魔法使い
の順番がいい。戦士は前衛にいて死にやすいので、しっかり見守りたい。
回復する際に敵からの距離が近いと、ホイミの前にやられてしまう。周りに敵がいないかどうかもチェックだ。
自分を回復するときは?
自分を回復するときには、ちょっとコツがいるとのこと。視界に仲間がいない状態でホイミしないと、ホイミが仲間の方へいってしまうのだ。
「視界に仲間がいない状態」とは、仲間の武器も含めていっさいなにもないこと。少しでも鎧や剣が見えているとダメだという。
この状態を作るには、仲間がいない方向を向いてホイミするのが確実。首だけじゃなく、身体ごと後ろ向きになるのが安全だ。
ただしこれは私がドラクエVRを体験した当時の情報で、今のドラクエVRでは自分自身の回復方法がもっとシンプルになっているようだ。杖を掲げてホイミが出たら、それを反対の手で触れるだけでいいという。
仲間の回復では最後まで視線を外さない
仲間を回復するときは、仲間を視線でロックオンした状態でかける。回復したい仲間を真正面にとらえないと、ほかの方へいってしまう。
ホイミを発動した後も、仲間が回復するエフェクトまでしっかり見届ける。その前に視線をはずすと、視線の方向へホイミが飛んでしまうので注意だ。
常にPTの最後列にいる
僧侶が前に出すぎると、すぐ敵にやられてしまう。常にPTの最後列から仲間の様子を見守ろう。
敵の攻撃は戦士の盾でしか防げず、僧侶は避けるしか手がない。戦士の後ろにスタンバイしているのが安全だ。
ゾーマ戦では常にホイミ待機
ゾーマ戦では常にホイミ待機し、ピンチの仲間を速攻で回復できるよう準備。とくに前衛の戦士はピンチになりやすいので、待機してないと間に合わないことも多い。
戦士だった私は3~4回はゾーマ戦でピンチになったが、僧侶がすぐ回復してくれたおかげで死なずに済んだ。これも僧侶が、ホイミ待機してくれていたからだ。
ちなみに呪文待機の方法は、
・杖を掲げる
・呪文が目の前に表示される
・常に狙った呪文を発動できるように選択しておく
の順で。ここはステージ1で練習すれば分かるかと思う。
ただし仲間が死んだときは、ホイミからザオリクに切り替える必要あり。慌てず対応しよう。
戦士のコツ
・戦士の仕事…盾で後衛(とくに僧侶)を守る。前衛でやって来た敵をなぎ倒そう。
とにかく剣をふるい続ける
敵がわんさと湧いてくるので、とにかく目の前の敵へ剣をふるい続ける。ザコ敵は1発当てれば死ぬので、もぐらたたきの感覚でポコポコ倒していこう。
盾は顔の前に構える
盾はしっかり構えないと、敵の攻撃を防げない。私の実感としては、顔の前にかかげると敵の攻撃を防げるようだった。
敵が攻撃モーションを見せたときは、攻撃を止めて盾を真正面にかかげるといい。私は攻撃しながら盾をかかげていたが、それだと避けきれないことがたまにあった。
だがたまに、足元へ攻撃判定をくらうこともある。そういうときは避けるか、下の方に盾を構えるといいのかもしれない。
前衛で僧侶を死守
戦士は後列の仲間、とくに僧侶を守るのがいちばん大事な役目だ。僧侶の前に立って敵を倒し、攻撃を防ごう。
戦士が2人いる場合、
・戦士1→魔法使いの前
・戦士2→僧侶の前
という配置になりやすい。そういうときは戦士2人が僧侶の前に集まるより、各々真後ろにいる仲間を守る方がやりやすい。
縦斬り・斜め切りメインで
戦士の攻撃は、「タテ・ヨコ・ナナメ」に斬るほか、突き攻撃も出来るようだ。だが私は基本タテで、たまにナナメ斬りをやっていた。この2つが攻撃範囲が広く、敵に当たりやすかったからだ。
あまり凝った動きをすると、それをコンピュータが認識してくれないという問題もある。オーソドックスな動きが無難だ。
後衛の様子を確認しながら戦う
自分が敵を斬ることに夢中になっていると、後衛の守備がおろそかになる。魔法使いや僧侶に近づく敵がいたら、速攻で倒そう。
利き腕を鍛えておこう
ドラクエVRで使う剣のデバイスは、重さ1kgある。これを休むヒマ無く降ることになるので、筋肉痛は必至。もし鉄アレイなどが家にあったら、それをブンブン振って感覚を掴んでおくのがおすすめだ。
魔法使いのコツ
・魔法使いの仕事…戦士にバイキルトをかける。また、戦士のリーチ外にいる敵を呪文で倒す。
・使える呪文
メラ…炎の呪文。
ヒャド…氷の呪文。
バイキルト…仲間の攻撃力が倍になる。重ねがけ出来る。
戦士の後ろで離れた敵を狙おう
基本は戦士の後ろに隠れて、離れた敵を狙う。戦士の周りにたくさん敵がいたら、攻撃されないよう倒してあげよう。
なかにはキメラなど、戦士の剣が届かない場所から攻撃してくる敵もいる。そういうヤツを見つけたら優先的に倒したい。
戦士にバイキルトをかけてあげよう
もう1つ大事な役目が、戦士にバイキルトをかけることだ。バイキルトがかかると剣が2倍に伸び、攻撃力&当たり判定がアップする。
さらにバイキルトは重ねがけすることで、効果が大幅アップ。最終のゾーマ戦でバイキルトを重ねがけすれば、より早く倒せるだろう。
魔法を溜め撃ちしよう
魔法使いと僧侶の呪文は、溜め撃ちができる。攻撃力はもちろん、エフェクトが派手になって爽快だ。
ステージ3は敵がゾーマ1体だけなので、溜め撃ちメインで戦う方が効率いいだろう。
ステージ1「草原」
ドラクエVRにはステージが3つあり、敵を全滅させると次のステージに進める。ステージ3がゾーマ城なのだが、ごく稀にステージ1や2で全滅するPTもいるという。
ゾーマ城まで行けなければ、クリアもへったくれもない。最終ステージまでたどり着けるよう、私がプレイして掴んだ立ち回りのコツも紹介したい。
まずステージ1はだだっぴろい草原で、スライムやドラキーが360°方向から湧いてくる。プレイに慣れてないこともあり、高確率で事故を起こすステージだ。
どうすると死ぬのか体験しよう
ステージ1の開始1分ほどで、私は死んだ。敵への攻撃に夢中になり、防御がおろそかになっていたのだ。ちなみにもう1人の戦士も死んでいた。
だがここで死んでおくと、「どう防御すれば死なないか?」「1匹だけじゃなく複数の敵の様子をみる」などの教訓を学べる。一度死ぬと吹っ切れられるので、当たって砕けよう。
敵の群れを全滅させると、次の群れが出てくるまでにタイムラグがある。おそらくは、「ここで回復や蘇生をしてね」ということなんだろう。戦士が死んでも、僧侶が生き返らせるよゆうは十分ある。
呪文の練習をしよう
僧侶と魔法使いは、ステージ1で呪文を練習しておこう。とくに僧侶は仲間の回復はもちろん、自分で自分を回復させるコツをマスターしておきたい。自分がピンチでなくとも、よゆうがあるとき練習しよう。
ステージ2や3では、仲間(とくに戦士)がバンバンピンチになる。練習ができるのは、ステージ1が最後だと考えいい。
全方向を常にチェックしよう
目の前の敵に夢中になっていると、自分の死角から敵に攻撃されることが多い。敵を倒したら横を見て、敵がいないか常にチェックしよう。
自分のみならず、仲間も同じように死角の敵に気づかないことが多い。敵が仲間に近寄っていたら、そいつも倒そう。
ステージ2「山麓」
キメラやさまよう鎧など、ちょっと強い敵が出てくる。こちらの攻撃を防いできたり遠距離攻撃をしかけてくるのが厄介だ。
キメラは呪文で倒そう
キメラは遠くから火の玉を吐いてくる。戦士だと剣が届かないので、魔法使いの呪文で倒そう。
ちなみに火の玉は、戦士の盾で防げる。戦士を壁にしつつ、後ろから魔法使いがメラやヒャドを叩き込むといい。
強敵はバイキルトが有効
さまよう鎧やゴーレムなどの強敵は、バイキルトが有効。攻撃力アップでダメージが増える以外に、当たり判定が大きくなって敵を倒しやすい。さまよう鎧は盾でこちらの攻撃をガードしてくるが、バイキルトのかかった剣だと倒しやすかった気がする。
メタルスライムはよゆうがあれば
山麓にはメタルスライムが出てくる。が、私はほかの敵を倒すのに精一杯で、メタルスライムを狙う余裕がなかった。
メタルスライムを狙うなら、魔法使いに雑魚をまかせて戦士が接近戦で倒すといいのかもしれない。バイキルトで2倍に伸びた剣なら、より倒しやすいんじゃなかろうか。
ステージ3「ゾーマ城」
最終戦、魔法ゾーマ。ここで1回は必ず全滅する流れになっているのがポイントだ。
ゾーマはとにかく巨大で、全体攻撃もしかけてくる。全力で攻撃しまくろう。
マヒャドを全力で避けよう
ゾーマの攻撃で一番やっかいなのが、全体攻撃のマヒャドだ。戦士の盾でも防ぐのはほぼ不可能で、後列の仲間も食らうことが多い。おそらくゾーマに負けるのは、僧侶がマヒャドにやられるからだ。
マヒャドはゾーマが「マヒャド!」と唱えたり、案内役のホリミーが「避けてください!」と言うので分かる。直後、氷の柱が自分めがけて追尾してくるのだ。
氷の柱が迫ってきたら、後衛はとにかく横に大きく走って逃げよう。もし僧侶がくらったときは、すぐさまホイミで回復だ。マヒャドは連続で打ってくることはないので、すぐホイミすれば十分間に合う。
戦士はゾーマの真ん前で攻撃
戦士の私は、最終戦はゾーマの目の前に陣取って剣を振るいまくっていた。おかげでマヒャドを避けるヒマもなく、ピンチになり通しであった。
だがマヒャド以外の攻撃は、戦士の盾で防げる。ゾーマの前に陣取って盾でガードすれば、後衛へ攻撃がいく可能性も減らせるんじゃなかろうか。
その他のポイント
その他、快適にプレイするためのポイントも紹介していく↓
スタッフさんの説明は真剣に聞こう
ドラクエVRプレイの前には、スタッフさんが攻撃方法やコツなどをレクチャーしてくれる。僧侶の回復のコツなども説明されるので、真剣に聞こう。
また、分からないことは質問すれば答えてくれる。私は質問しなかったが、今ならこういうことを聞いてみたい↓
・突き攻撃の当たり判定は?
・足元は防御できる?
・ゾーマのマヒャドを避けるコツは?
・剣のデバイスはどのくらいの勢いで振ればいいのか?
事前にリサーチして、質問したいことをまとめておくといいかもしれない。
仲間同士の指示が大事
仲間同士はインカムで会話できる。「ホイミください!」「バイキルトかけて!」など、リアルタイムでの指示が大事だ。
私が組んだPTは「私・家族・2人連れの男性」の4人PTで、最初は「初対面の人とPT組んで大丈夫やろか……」と緊張しっぱなしだった。
だがバトルが始まると、目の前の敵に必死で緊張など吹っ飛ぶ。初対面云々を気にするよゆうもなくなるので、必要な指示はバンバン飛ばそう。
とくに瀕死状態になったときの「ホイミお願い!」は、恥ずかしがってるヒマはない。
音声や画像の乱れは速やかにスタッフに言おう
機材のトラブルで、画像や音声が乱れやすい。音飛びや画面の停止などトラブルがあったら、すぐに「なんか変です」と声をかけよう。スタッフさんが直してくれる。
その間、プレーヤーは動けずその場で棒立ちになる。そのままだと攻撃を受けて死んでしまうので、守ってあげよう。
ちなみにゾーマ戦でトラブルが起きたときは、ゾーマ戦の最初からやり直しになるという。私のときは大丈夫だったが、注意しておこう。むしろ練習ができて好都合かもしれない。
動きすぎるとエリア外に出るので注意
あまり大きく動くと、プレイできるエリア外に飛び出してしまう。目の前に「プレイエリア外です」という表示がでるので、すぐ分かるだろう。
プレイエリア外に出ると、こちらの攻撃はもちろん、敵の攻撃も当たらなくなる。プレイエリア外に出たスキに自分が殺られるということはないので、落ち着いて速やかに戻ろう。
プレイエリアは意外と小さく、夢中になって敵を追っているとエリア外に出やすい。大きく動きすぎて、部屋の壁に激突しないよう気をつけたい。
#* 36 *#
バトル中は動きっぱなしで汗だくになったが、ドラクエの敵とじっさいに戦えるのはとても楽しい。ゾーマを見事倒したときは、「世界救った!!」という達成感でいっぱいになる。
初見でもリサーチをしっかりやれば、ゾーマは怖くない。ぜひ世界を救う旅に出てみてほしい。
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